バイクで名栗湖をめざして走る。もうかなり寒い。冬ですね。
マス釣り場の奥の林道に、バイクを止めて歩き出す。
急傾斜の林道をしばらく登ると山腹を横断する林道に出る。
この辺は紅葉真っ盛りで一際楓の赤が青空に映えて美しい。
ここから登山道となるがすぐに道は不明朗になる。
杉林の中に入ると道はまったく判別がつかなくなる。
急斜面を適当に登り広葉樹林に入ると登山道にぶつかった。
すぐに支尾根出る。少し登るとまた林道にぶつかる。
この林道はオフロードバイクの天国のようだ。
林道を横切ってなおも登ると有馬山からの旧登山道に出る｡
この尾根は展望もよく、はるか下に名栗湖が、秩父側にはさくら湖が望める。送電線のピークを過ぎひと登りで長沢背稜に出る。
広く穏やかな尾根道が続いている。
もう紅葉も終わり木々は葉を落とし冬支度をしているようだ。広い山稜をアップダウンを繰り返しながら登ると蕎麦粒山山頂に出た。
あざみの枯花が風に揺れ寒々としている。
昼食の後、今きた道を戻り日向沢峰に向かう。日向沢峰はちょっとした岩の山頂で眺めがよく、正面に川苔山が見える｡
下りは、棒の峰に続く尾根に入り、送電線の手前から有馬湖に下る。ここも、廃道寸前で目印のテープを頼りに下る。
沢を２本渡り植林帯に入ると道はハッキリしてきてすぐに朝きた登山道に合流し林道を下る。
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